2013/05/31 (Fri) 窓の性能

ようやく暖かく過ごしやすい日々となりました。
白樺花粉で鼻水、鼻血、目のかゆみ・・・あと1週間くらいの辛抱でしょうか・・・

2物件目が無事地鎮祭も終わりいよいよ着工します。
地鎮祭では祭壇に供えた鯛が朝の市場から直行したため生きておりました(びっくり!)
式の最中にピョンと飛ばないか少々心配しましたピクピクしている程度で安堵。

さて、クライアントさんもいよいよ着工となると再度色々と考えますよね、私も同じでした。
現在は断熱をもう少し頑張ってみようかな等を再検討。
断熱に関しては、当初から設計でも頑張っておりますので断熱の見直しをしても意外に性能は大きく上がりません。
サッシについては金額も意外に大きいため考えてしまいますよね。
ということで
クライアントさんに少しイメージしやすく説明をすると
●一般の樹脂サッシlow-eペアガラスアルゴンガス入り(熱還流率2.33W/㎡k)をグラスウールの16kg相当の物に換算すると約19.6mmほどの厚さ
●木製のlow-eペアガラスアルゴンガス入り(熱還流率1.3W/㎡k)をグラスウールの16kg相当の物に換算すると約34.6mmほどの厚さ

同じガラスなのにグラスウール換算すると15㎜の厚さぶんの違いが出ます、違いは樹脂と木の枠の部分の違
いでこれだけの差が出ます。
また、えっつ
グラスウールに換算するとこんなにサッシの部分って性能が悪いの!?と驚かれるのではないでしょうか。
●木製サッシでもトリプルガラスを使ったもので
熱還流率が0.923W/㎡kというものもあり、こちらはグラスウールの16kg相当の物に換算すると約49㎜となります。

これから建物をお考えの人も上記を頭の片隅に入れて総合的に判断されるとより良いのではないでしょうか?


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2013/05/18 (Sat) トークイベント等のお知らせ

本日、紀伊国屋書店札幌本店 1F インナーガーデンにて

建築家カタログ
「北の住まいを建築家とつくろうVol.5」発売記念
トークイベントを行います。

建築家による北海道ならではの家づくりを中心に
・1部  クライアントを交えて、建築家との家づくり。
     建築家 Sa design office 小倉寛征さん
     クライアント
     司会 竹本アイラさん

・2部  北海道で培った住宅建築の性能やデザインについて。
     建築家 ATELIER O2 大杉崇 私も出させていただきます。
     建築家 アトリエmomo 櫻井百子さん
     建築ジャーナリスト 登尾未佳さん
     司会 竹本アイラさん

5/18(土) 15:00~16:30 

どうぞお気軽にお越しくださいませ!  

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2013/05/11 (Sat) 新緑

ようやく暖かな季節となりました。
我が家の庭にも昨年いただいた草花が元気に顔を出し始めました。
20130511イヌエンジュの家1
20130511イヌエンジュの家2

自宅の裏山では日々劇的な変化が起こっており
目を楽しませてくれます。
20130511イヌエンジュの家4
風が強くボケていますが白樺の葉が今にも開く瞬間です。
鮮やかな緑が目を楽しませてくれます。

そして我が家の光も、冬バージョンの光から
夏バージョンの光へ変化しました。

居間の冬バージョンの光
20130511イヌエンジュの家7
中庭の雪面と、裏山の傾斜した地盤面をレフ版代わりにすることで
やさしい間接光で居間を包み込ませます。


一方夏バージョンの光は
20130511イヌエンジュの家6
しっとりとした光へと変化します。
暗がりがあってこそ明るさがが際立つといった相反するものを空間に設えることで
物事が際立つ日本的な考え方をしています。
このような季節によって光で空間を劇的に変えることができるのも
北海道のような雪が降る土地ならではの楽しみです。
さらに、我が家のアクターは裏山の緑ですから、客席は少し暗く。
メインイベントが始まるこの季節にはアクターの緑にスポットを当て
多いにこの新緑の季節の舞台を楽しみたいと思っています。
冬は緑の息吹きは休憩時間ですから
客席は明るくなってしばし休憩といったところなのです。

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2013/05/08 (Wed) CIRCLE

CIRCLEのQ値計算
外皮面積が大きいのですが、性能はそこそこ良いところになりました。
Q値=1.293w/㎡k
この頃は費用対効果が出る断熱方式をおおよそ確率しつつあります。
良くQ値についてクライアントさんから質問が出るのですが、Q値は床(基礎)・壁・天井(屋根)・窓・換気についてその家で用いる断熱の性能から、断熱材やサッシが入る部分での熱のやり取りを計算して床面積あたりの熱損失係数を出していくため、この断熱材とこのサッシを用いるとQ値はいくらですよと単純には出ません。
さらにQ値より建物の年間暖房エネルギー消費量なども求めることが可能なのですが、断熱材が入る外皮面積など建物の形状がそれぞれの建物によって異なりますし、窓の大きさ、性能、窓のつく方位などにも影響をうけます。
さらに良く質問が出るケースですが、窓の結露について
以前もブログで書きましたが。
(下記↓サイト参照)
http://atelier02.blog72.fc2.com/blog-entry-210.html
窓の結露の主な原因ですが、窓の性能(室内窓の表面温度)と湿度の関係にあります。

これをさらに応用すると、外断熱を行った基礎が室内に露出する場合の夏場の結露がどのような条件で起こるかも想定できます。
ピント来ない方もいらっしゃると思いますので例えますと。
夏の湿度のある日にグラスに冷えた水が入っている状態を想像してみてください。
グラスの表面が汗をかいている(表面結露をしてる)ことが多々あります。
さらにそれをほおっておくとグラスの水が気温(室温)と同じ状態となって汗をかいていない(結露をしていない)。
これが夏型の結露をしたりしないかのメカニズムです。
大きな熱容量のコンクリート基礎を外断熱をして、例えば夜に換気を行い(ナイトパージ)冷えた空気によりコンクリートを冷やした状態とさせ、日中に雨などが降り湿度が例えば80%くらいになった状態で窓を開け換気を行ってしまうと夏型の結露が起こることなど想定されます。
(厳密には温度・湿度から露点温度を求め、コンクリート等の表面温度から結露の判定ができます)
建物の性能が良くなる一方で冬の問題の多くは改善できる一方、夏場の対策も同時に考えていかなくてはなりません。
性能の良い車を乗っても運転技術が悪いと場合によっては性能をうまく生かしきれないのと同じように。
住む側のクライアントさんも建物をうまく乗りこなす技術も同時に必要とされます。
(あまり厳密にクライアントさんは考えることはありませんが、おおよそこんなことが起こるということを頭の片隅に置きながら住んでいただくとより快適になるのではないでしょうか?)


CIRCLE-Q

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オオスギ の かなりキママナブログです

趣味:アウトドア【カヌー・キャンプ・スキー】・旅行・写真・子供と遊ぶ・仕事・お酒を飲む・このごろメタボ解消にはじめた水泳・妻に教わりながらのパン作り(時間のあるとき)

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札幌市手稲区富丘5条3丁目 1-26
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